ある晴れた夏の日、誰か引っ越してきました。
いきなり逆さまで登場の幼児は、この家の長女。
珠緒「アキャー!!」
そんな娘には目もくれず、楽しげに踊る男衆。
新聞配達のお姉ちゃんにガン見されてもやめない。
佑輔「ボク明日から新しい学校に行くんだよ!」
それにしても、この高い高いは飛ばしすぎでしょう。
妙子「さ、ここが新しいお家だよ。」
珠緒「おうちー♪」
「クマたん〜ぐるぐる〜」
さっそくご機嫌で遊びだす娘。吐くまで乗ってました('A`)
佑輔「これから仲良くしてね…っと!!」
海パン男「ブフォ!」
挨拶に来てくれた客人を手厚くもてなす長男。
その頃両親は
庭の池で食糧調達のまっさいちゅう。
妙子「何のために池を造ったのかって」
「決まってるじゃないの」
「貯金はたいて、一から家建てたんだからね」
「これから当分節約よ〜」
って、さっそくなんかキタ!
妙子「………」
忍「………」
妙子「長靴って…食えねーだろ…」
(この池掘った施工者、どこの誰だ?)
妙子さん、基本的にはボケキャラですがよくキレます。
しかし本当に顔が怖い。目が合ったら殺られそう(;゚д゚)
忍「うあっ!落ちる落ちる!」
気を取り直した妙子の隣で、盛大にずっこける忍。
妙子「忍くんは何か釣れそう…にないみたいね」
短パン男「(これはひどい)」
そしてまたもやブーツを釣り上げた妙子、ガックリ。
忍「今日はもう釣れないんじゃない?(腹減った…)」
妙子「くっ、悔しい…」
結局釣れたのはブーツ2個だけ。
オオクチバスを待ちわびていた息子に釣果を報告した父は
超至近距離から水風船を投げつけられました。
忍「(父としての威厳は…どこへ…)」
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