長良家<1>


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ある晴れた夏の日、誰か引っ越してきました。





いきなり逆さまで登場の幼児は、この家の長女。

珠緒「アキャー!!」





そんな娘には目もくれず、楽しげに踊る男衆。





新聞配達のお姉ちゃんにガン見されてもやめない。

佑輔「ボク明日から新しい学校に行くんだよ!」

それにしても、この高い高いは飛ばしすぎでしょう。





妙子「さ、ここが新しいお家だよ。」
珠緒「おうちー♪」





「クマたん〜ぐるぐる〜」

さっそくご機嫌で遊びだす娘。吐くまで乗ってました('A`)





  佑輔「これから仲良くしてね…っと!!」
海パン男「ブフォ!」

挨拶に来てくれた客人を手厚くもてなす長男。

その頃両親は





庭の池で食糧調達のまっさいちゅう。

妙子「何のために池を造ったのかって」
   「決まってるじゃないの」
  




「貯金はたいて、一から家建てたんだからね」
「これから当分節約よ〜」

って、さっそくなんかキタ!





妙子「………」
 忍「………」





妙子「長靴って…食えねーだろ…」
  (この池掘った施工者、どこの誰だ?)

妙子さん、基本的にはボケキャラですがよくキレます。
しかし本当に顔が怖い。目が合ったら殺られそう(;゚д゚)





忍「うあっ!落ちる落ちる!」

気を取り直した妙子の隣で、盛大にずっこける忍。

  妙子「忍くんは何か釣れそう…にないみたいね」
短パン男「(これはひどい)」





そしてまたもやブーツを釣り上げた妙子、ガックリ。

 忍「今日はもう釣れないんじゃない?(腹減った…)」
妙子「くっ、悔しい…」





結局釣れたのはブーツ2個だけ。
オオクチバスを待ちわびていた息子に釣果を報告した父は
超至近距離から水風船を投げつけられました。

忍「(父としての威厳は…どこへ…)」


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